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ミルク

こんなに感動して、涙を流すなんて、予想もしてなかった。
もちろん彼が暗殺されてしまうことは知っていたし、お話も
だいたいわかってる。
でもいい映画って、単にストーリーがどう転がっていくか
だけが大事じゃないって改めて思わされた。
映画の冒頭、ミルクはもう40になるのに何もしてこなかったって
耳の痛いセリフ。ここから人生を変えようと思わせ、変えられる
チャンスを作れるのが私の思うアメリカのいいところ。
「バーン・アフター・リーディング」みたいな勘違いは
イヤだけれど。
ミルクが選挙にあんなに負けてたことも、70年代に
同性愛者の活動があんなに盛んだったことも全く
知らなかった。50年代の人種差別撤廃運動みたい。
勉強にもすごいなったし、MILKの仲間たちもみんな
よかった。ジェームズ・フランコも今までで一番ベスト
アクトかもしれない。
この映画の一番いいところは、悲劇には終わるけれど
彼が成し遂げた功績を私たちに伝えるところに主軸が
あるところ。ものすごい前向きな気持ちにさせてくれる。
ガス・ヴァン・サントがこのな映画を作るとは!
とにもかくにも傑作です。
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