★.。.:*これでいいのかっ!三十路半ばでサブカル道★.。.:*

気がつけば、あっという間に こんな年! そんないつまでも成長しない 私が送る映画を中心とした 戯言です。

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君のためなら千回でも

この映画の存在を最初に知ったのは、年末の「ニュース23」映画特集。
膳場アナがお勧めしていた。その時はジャーナリストが好きそうな、アフガンという
私たちの全く知らない世界の美しい友情ストーリーなんだと、思っただけだった。

年が明けて、いつも拝読している町山智浩さんのブログ
内容をよく知り、これまた彼の出演しているTBSラジオのストリーム
聞いて、絶対に見なくてはいけない映画だとわかった。
すでにこのラジオを聞いた時点で、涙が止まらなかった。

ということで・・・・。この映画をたくさんの人に知ってもらいたいので
今日は多めに書きます。
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舞台は2000年のアメリカ。念願だった小説を出版し、夢をかなえたアミール。
彼は80年のソ連のアフガニスタン侵攻により、アメリカに亡命していた。
ある日、アフガニスタンの恩人から1本の電話が入る。
故郷に戻らなくてはならないと・・・。

アミールは裕福な家庭に産まれていたが、自分の出産により母は亡くなり、
父からは愛されていないと思っていた。その環境は彼を内気にさせ、物語を
書くことに没頭させた。でもそんな彼には唯一心を許せ、彼を励ましてくれる友が
いた。使用人の息子、ハッサン。ハッサンは彼のお話を喜び、意地悪な少年から
彼を守る。ハッサンはアミールとちがって学校にも通えない。もちろん字は覚え
たい。でもいつも笑顔で仕事。彼は自分の立場を理解し、仕事に誇りをもっている。
彼は心の奥底でアミールは親友だと信じている。その気持ちが彼の日々の
暮らしを大いに支えているのだ。
(ハッサン役の少年の笑顔がすばらしい!)

ところがアミールはハッサンを頼りにしていながらも、自分を嫌っている父親からも
大事にされ、意地悪な子にも言い返せるハッサンをどこか、うとましく思うところも
あるのだった。

ある日、アフガンの子供たちが楽しむ凧揚げで、ハッサンの協力もあり、アミールは
父親を喜ばせることができる。しかし喜びもつかの間、いつも人種差別を言い訳に
ハッサンに言いがかりをつけていた少年たちに、ハッサンは性的暴力を受けてしまう。
そして現場を見ても何もできないアミール。アミールはその後、ハッサンを避け続け
最後は家から強引に追い出してしまう。
その直後、アフガンから亡命してしまうことになるのだ。

冒頭の電話はハッサンの死を知らせるためだった。だけどある理由があって、
アミールはアフガンに戻ることになる。

ここからは中年近くなったアミールのアフガンでのスリリングな体験が始まる。

子供だからこそ犯してしまう間違い、人は大人になっても間違いは犯してしまう。
そしてその間違いはもう正すことはできない。なかったことにして、先に進んでしまう。
過去に傷つけてしまった人にもう会うことはできなくても、やり直せなくても
その間違いから、人は学び、軌道修正することもできる。

あんなに自分の思いをはっきり言うことができなかったアミールが、最後に自分の
意思を毅然と言うことができるようになる。遅いことはないのだ。

アミールの変化する姿、そして何年もの離れてる間のハッサンからの行いが
わかった時、涙が止まらなかった。
信念の強さ、人を大事にする気持ち、愛する人のために頑張る姿、これはすべて
普遍的なこと。設定は特殊に見えるけど、誰にでも伝わってくる内容だ。

そして今はすっかり荒廃してしまったアフガン。私たちはこの国について全く
知らないのだと実感。私たちはこういう映画を見なくては。

先ほどのストリームの町山さんによると、ハッサンを演じた少年はアフガンを
脱出した。性的暴行はイスラム原理主義者の世界では
被害者も罪のため、たとえお芝居でも命の危険があるからだ。
そこまでして製作するアメリカってやっぱすごいなぁと感心してしまった。

本当に見るべき1本!


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yucom

Author:yucom
映画にまつわりそうなことなら
なんにでもクビ突っ込み、
情報を追い続ける生活して、
もう一体何年?
しかしサブカルって言葉も
80'S全開すぎ?
でも、もっと精進して、
ますますよくわからない人
目指します♪


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