★.。.:*これでいいのかっ!三十路半ばでサブカル道★.。.:*

≫2007年06月

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アヒルと鴨のコインロッカー

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原作を読み込みすぎていたせいか、ファーストカットから
なかなかいいなと思ったけど、冒頭からキーになる「風に吹かれて」が
かかった瞬間、ここからいきなり涙が
全体的に結構涙ぐむこと多数。やっぱ青春ものに弱いんだよね。

原作はイノセンスな若さへの決別を淡々と描いている感じ(それでも
泣けたけど)映画はもっとハートフルだった

原作では彼らには先がないことがわかっているかのように、野球の
うまい少年とかレッサーパンダを盗む子供たちとか、彼らが自分たちの
未来を託すかのようなハッピーモチーフがあるけれど、映画はそういっ
たところは当然割愛していかないと収まらない。お話は進んで、
せつない事実が目の前に繰り広げられるけど、つらくならないのは、
彼らの心情を丁寧に描いているから。

コインロッカーのくだりは原作と逆の設定。これはこれで映画の
お話に合ってた。松田龍平の役の行く末は原作の方が好きだけど、
映像化するときついからなのかな?写真に残す言葉は口で言うより、
写真に書いてた方がじーんときたかな?でも文字だと伝わらないから、映画の設定の方がわかりやすいのか?
ただもうちょっと松田龍平の役に掘り下げがほしかったな。
原作ほど彼の寂しさや葛藤が伝わらなかった。

あと小説では想像するしかない空白の時間が映像では表現できていて、
正直ここは涙涙、瑛太はアンフェアの安藤そのまんまでした。
でもここがこの映画の肝。誰もがこの間の辛さ・悲しみ・苦しみを
理解できるからこの小説や映画に心奪われるんだと思う。
本当にこのシーンが見れてよかった。

映画版の椎名の方がちょっと大人だなと思わせるラスト、これもスキ。
余韻が残るなぁ。

この話に出てくる人たちは孤独なんだよね。誰も自分のことはわかって
くれない、それでいいって思ってるはずなのに、人は必ず生きてる
限り、誰かを巻き込むし、影響を与えるもの。そしてその影響を
迷惑だと思ってもそこから新しい自分が見えるもの。
そんなことを考えた。

映画始まる前にこの看板見ただけで、せつなくなった。
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最後に、よくできた脚本なんだけど、原作と違う点でどうしても
ネタバレ全開でつっこみたいところ。

監禁現場を見つけたのが椎名たちで警察に通報するって、どうしてあんな
ところに行ったのかって話しになるし、明らかに意識があってドルジを認識
してた江尻。警察に証言したらすぐ逮捕だよ。ドルジはあんな、のん気に
部屋にいられるわけはない。

琴美がディランを好きなのは変。神様を封じ込める考えの発案だけでいいのでは。
ディラン=神様は河崎の発想なのに。むしろ琴美が言い出したことみたいに
なっていた。

江尻は琴美を引いたとき、運転席にいて故意にアクセル踏むのを警官の前で
やってるから、普通だったらあんなにすぐ釈放されないでしょ。
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ゾディアック

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この映画は最初に製作すると何かで見た時から、そりゃ楽しみに
しておりました。
何せ主役の3人が大好きだし、未解決事件だとみんなが知ってるんだから
どうサスペンス化するのか非常に興味があったしね。
この手の映画といえば「殺人の追憶」。この映画があまりにうまくて
心臓がドキドキしたし、核心に近づいていくのに決してたどり着けない
男たちの苦悶が伝わってきたもの。なので、また期待しちゃいました。

そして・・・・、いやはや面白かったわ
そういう風に言ってはいけない事件なのかもだけどね。
固有名詞を覚えていくのが大変でしたが。
全編デジタル撮影でデビッド・フィンチャー監督とか話題になって
おりますが、確かにデジタルとは思えないほど70年代映画みたいな
映像になっていて、でもシャープでかっこよかった。
だけど結局は役者の演技がよかったし、演技に頼っていたところが
この映画のよさだと思う。

やっぱり何があってもロバート・ダウニーJr.、ずっと好きで
よかった。
しかし主役3人以外にもキャストが贅沢で驚いた。
ジェームズ・ルグロスなんて昔は扱い大きかったけど、小さな警察署の
若手警官役でさ、かわいそうだなと思ってたら、ラストの数年後で
刑事に出世して大事な役どころになってた。でもほとんどの人は
あのカウンターで制服着てた警官と同一人物とは気づかないでしょう。
被害者の一人を演じた役者も日本未公開映画で何度か見かけた人
だけど、彼だと若すぎるのでは?かなり疑問を感じたキャスティング。

途中の裁判所のシーンで不自然に写っている人がいて、絶対にカメオ
だなと思ってたら、HPによると被害者だっていうから驚いた。
もう一人の生存者は未だに事件から立ち直れず、ホームレス同然と
いうことなんで、心に受けた傷をどう克服していくかでこんなにも
人生変わってしまうなんてとやっぱりこの事件の罪深さをさらに
つきつけられる現実の重さでした。

アヒルと鴨とコインロッカー

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伊坂幸太郎は知人がすごい薦めてたし、瑛太の映画見るつもりなんで
映画前に悩んだけど読んでしまった。
いやぁ、久々に読書しながら最後少し泣けてしまった
通勤中だったから、会社行きたくないくらい余韻にひたってしまった。

結構、映画を紹介されている記事で、ネタバレがあって、オチは想像
しながら読んでしまっていて、実際にその通りだった。
残念といえば、残念だったけど、実際のお話のオチどころよりも
すべての台詞が伏線になっていたり、丹念な主人公たちの感情描写に
ずっと引き込まれた。

しんどいなぁって思うエピソードが散りばめられているうえに
主人公たちはまっすぐに思うままに生きているけど、決していい結果に
終わらない。でもむしろ暖かい気持ちで終わる独特の世界観に傾倒
してしまった。そしてすべての台詞をもう一度振り返りたくて、
そのまま読み返してしまった

最初は現在の主人公のパートに来ると、一瞬だらけるというか
ストーリー展開を阻害しているように感じたけど、うまいバランス
感覚なんだなとだんだんわかってきた。

神様を閉じ込めるってすごい発想
ここのシーンの映像化が楽しみ

しかしこの設定、どう脚本にしたかとにかく興味が!
もうとっとと見たいわ。

そして私の大好きな瑛太と松田龍平が「ナインソウルズ」以来の共演
とにかくそれだけでも必見価値
今月号のKINGの2人の共演も人生のお宝にします

プレステージ

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緻密なんだか大味なんだかわかんないなぁ
最初から回想シーンがばしばし入るけど、人間関係と名前がよくわからなくて混乱
すぐに話に入りこめず。もっと素直にお話を進めた方がいいよ。
マジックがもちろん基幹になってはいるけども、本当は男同士のエゴと嫉妬のぶつかり合いの話。見てて楽しいもんでもないわな…。
スカーレット・ヨハンソンはその男二人を手玉に取る唯一の人な
わけだけど、キャラとしては深みがないし、彼女もいつもこんな役で
かわいそう
私も飽きたよ。

結末は言わないで下さいってシックスセンスの時みたいな注意書きが最初にでるんだけど、そういう種類の映画なんだろうか
私は最後の方はもうしつこいって感じ。
オチに向かうのに必死で雑になってるところが多くなった気がするわ。
もうちょっと期待してたんだけど。

毛皮のエロス

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かなり楽しみにしていた映画でした。
モデルとなったダイアン・アーバスはとても興味のある写真家。
なんだろう、一瞬あえて言うなら目をそむけてしまうような人たちの
ポートレイト写真。でも思わず目をこらして見てしまいたくなる、
そして被写体への愛情が伝わってくるもので、忘れることのできない
写真ばかり。そしてそんな彼女は自殺で自らの人生に幕を下ろした。
前から非常に興味深くて、自伝を読まなくてはとずーっと思っていた
けど、彼女の写真にひかれていろいろ見てたのは10年以上も前。
私の中では過去になってた人だった。でもこの映画の話を聞いた
時は興奮しちゃったけど。
だって私の大好きな2人ではありませんか
でもこの映画は彼女の自伝ではなく、インスパイアされたもので
そしてそれでもなぜ彼女が写真家の道を歩んだのかって話。

だけど好きだったわ、この映画
裕福な家庭に育ち、自分を愛してくれる夫とかわいい娘に恵まれながら
どこかに息苦しさを感じてる。この50年代クラシカルな衣装とまた
ちょっと神経質そうな感じが二コールにぴったり。
もちろん多毛症って設定に風変わりだけど、情熱を秘めている男って
いうのも彼に彼にぴったり。

結局は何かを得るためにはものすごく大事なものを手放さなくては
ならないのよね。映画では自分の周りにあったあらゆる呪縛から
開放されて幸せそうな彼女で終わるけど、結局、その後の彼女の
生涯を見るとやっぱり苦しかったみたい。
だからやっぱりバランスよく過ごしていくのが、人生は楽なのかも。
でも楽に生きてないからこそ、あんな作品が撮れたんだと思うけど。

主人公は僕だった

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ほのぼのだったなぁって感じ
ただただ時計の針のように毎日を正確に生きてきた男に、とんでもない
ないことが起こって人生を見つめなおすって話です。
悪くはないけどね。

ウィル・フェレル、未公開ものとかもひっくるめて結構見てるつもり
だけど、彼に対してはいまだに思い入れがなくて、コメディの時も
こういった役も、まあどっちでもって感じ。
今回も彼をキャストする意味はと考えてしまった。
マギー・ギレンホールは案外、このいっちゃってる自由奔放女子が
似合ってた。
エマ・トンプソンは適役かな?ダスティン・ホフマンはこの飄々とした
感じ、前にどこかで見たような。コーヒーばっかり飲んでるのは笑った
けど。クィーン・ラティファも目立たない役だった。

この映画で一番気に入ったのは、美術かな。セットがすごい
かっこよかった。マギーのカフェも好きだし、「アパートの鍵貸し
ます」みたいなオフィスとか。セットではないけど、大学のキャン
パスも素敵でした
って、また脱線してるよ

ラブデス

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武田真治、かっこいいです
「御法度」で目覚めたんだけど、そっからファンです。

とはいえ、北村監督の作品は前から苦手だったんで、どうよって
かなり腰引けで見てみた。
ま、覚悟してたとはいえ、暴力描写というか異常に人が死ぬことと
血の量はすごすぎ
IZAMの役なんて最低だったもん。

でもおもしろかったんだよねぇ
かなり笑ってる自分がいた。細かいボケ台詞やちょっとしたリアクションとかね。
これだけクセのあるキャストばっかりだからなぁ。
それにカメオがたくさん、ここまで出ると普通腹が立つんだけど
微妙にしぶい人ばかりでまたそこがいいんだよね

武田真治の妙にかっこつけた台詞まわしと、時々明らかに素で
笑っちゃってる時の差が激しくて最高
ラストもかっこつけてるだけど、ほとんどギャグだよ、あれは。

久々にこれだけバカバカしい映画が見れてうれしかった

クィーン

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去年の夏もロンドンに行ったし、なんと言っても10年前に宿泊してた
ロンドンのホテルがダイアナさんの住居ケンジントン宮殿のそばで
帰国日の朝、今日は彼女はいるのかなと散歩しながら見学。
その後、日本へ向かう飛行機の中で彼女の事故死を聞いたっていう
衝撃的な出来事があって、わりに身近に感じている出来事なのでした。

お話自体は、いやぁ、ブレアがんばったねってな話。
しかしブレアと女王の会話はどこまでが本当なのだろかって
そればっかり気になった。
女王のお母さん以外、まだ全員が生きていて、ブレアもまだ首相の
間にこの映画を作ったのはすごいし、えらいとは思う。
当時の映像をうまく混ぜていて、よく作ってる。

でもこの虚構と真実のまぜこぜになった映画の本当の目的は
何なんだろうとも思ってしまう

結局考えてもわからないので、女王たちの普段着や調度品とか
鹿狩りをするライフスタイルとかそんなことに興味をすりかえて
鑑賞しました

バベル

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今年前半、日本映画界にとっては最大の話題作?菊池凛子ちゃんの
ことがあったからね。
とはいえ、ま、この監督の作品(いまだに名前をしっかり書けない)だから、どう転がるのかと思って鑑賞。

「コミュニケーションの欠如」がメインテーマになっているわけだけど
確かに言葉も通じないし、環境の違う人たちにはなかなか思いも
伝わらない。菊池凛子の話はもっと切実で親とうまく心を通じ合わせる
ことができない話。
でもなんだかぴんとこないというか、すべてが裏目に進んでいく
話って見ていてあまりにつらい。
特にメキシコのお手伝いさんの話、かわいそすぎる
救いがないよ
それにひきかえ、ブラッド・ピット演じるアメリカ人の勝手なこと!
結婚式は延期しろとか訴えないでやるとかさ、最後も一番ハッピー
エンドのような気がするし。自己主張いっぱいして自分のほしい結果を
得るって、アメリカ人の姿、ハリウッドで仕事して苦労するメキシコ人
監督の思う姿なのかも。

日本の話、あの刑事さんは好きです。


恋愛睡眠のすすめ

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ガエル大好きな私でございますが、このキャラは本当に
新境地でよくがんばった。
ミシェル・ゴンドリー監督は「ヒューマン・ネイチャー」の時に
東京国際映画祭でティーチ・インに参加したこともあって、
結構思い入れのある人。
前作の「エターナルサンシャイン」はかなり好きだったし。
今回は彼の初めての脚本だったけど、ちょっとドリーミンすぎた
感じもしないでもないかな。

ガエルもしょせん何もできないのに、わがままばっかり言ってる
ようにも感じるし、シャルロットの役もガエルとのことどうして
いきたいのか、彼女の恋愛感みたいなものがまるで伝わらなかった。
とはいえ、あまりのガエルの恋愛おばかさんぶりに私も映画館も
爆笑
忍び込んでたシーンは傑作でした。

あと上司、最高品は悪いし、女好きでシモネタしか
話せないし、人前でおなら、最悪だけど、いざとなれば仕事は
代わってくれるわかばってくれるわ、意外に頼りがいも。
なので、彼がいて個人的にはお気に入りのシーンの写真を
選んでみた。彼とのシーンを心待ちにしてた自分が怖い。
時候警察の熊本さんを思い出したよ

映像や音楽のよさがこの監督のウリだけど、今回は意外に笑えるという
まったく予想外の結果にびっくり。
だけどあともうひとがんばりほしかったよ。

ライフ・イズ・ベースボール

いつのまに6月だはい?
ぼーっとしながらも、わずかに映画は見てたので、駆け足で
書いてみるか。

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で、見たのがこれ。
マイケル・ホフマンの映画が日本で公開されるの久々だなーと
思ったし、彼の映画の常連のマイケル・キートンや
なんてたってロバート・ダウニーJr.も出てるんだけど。
これがなんだかつまらなかった
まさかこのオチではと思ったら、そのまんま。

レッドソックスの勝てないって話はあまりに有名だけど
数年前に優勝しちゃったし、なんだかあまりに過去の話に
感じてしまい、なぜこれを映画化したんだか??
でも80年代のNYって行ったことはないけど、なんだろう
あの時代のアメリカの閉塞感みたいなのは伝わってきた。
だってこのNYはまだこわそうなんだもん

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プロフィール

yucom

Author:yucom
映画にまつわりそうなことなら
なんにでもクビ突っ込み、
情報を追い続ける生活して、
もう一体何年?
しかしサブカルって言葉も
80'S全開すぎ?
でも、もっと精進して、
ますますよくわからない人
目指します♪


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