★.。.:*これでいいのかっ!三十路半ばでサブカル道★.。.:*

≫2007年03月

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今宵、フィッツジェラルド劇場で

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去年、アルトマン死去のニュースを聞いた時に思いのほか
ショックだった。私は彼の監督作に接しはじめたのは、92年の
「プレイヤー」からとまだまだ短かったけど、群像劇をこれだけ見事に
まとめられる人って他にはもういないと思う。
ま、作品によってはあたりはずれも結構あるけれど。

亡くなってからの公開というのもあるけど、この映画の評論で
よく言われるのは、「死のニオイが漂っている」ってこと。
見た瞬間、本当にそうだなと思った。
でも出てくる人は意外とパワフル。みんな、決して商業的には
うまくいっている歌手でないけど、飄々と自分の好きなことを
やってる姿に思わずうらやましさを感じてしまう。
アメリカのいくつになってもあきらめない人たちがいる世界って
結構好きなんだよね。

みんながホームにしていたラジオ番組はなくなってしまうけど
どことなくなんとかなるさって感じがほほえましいし。
そんな彼らの番組の最高の幕引きがエンドで流れるけど、
思わずジーンときてしまった。
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パフューム

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エンディング話題になってますね。
しかし私はなんだか笑ってしまった
役者の演技もみんな大げさだし、たくさんの人のすばらしい香に
出会った時の演技を見させられた感じ。

どこまで真剣なんだかって100%マジだと思うんだけどさ。
とてもそう思えなかった。

映画が始まった時から、18世紀のパリはとんでもなくくさかった
みたいな戸田先生の字幕から笑えたしな。
運命の女性、あの子10代とは思えないほど、色気があって
美しかったです。

私にはあまり何も残らない映画だったなぁ。

ラスト・キング・オブ・スコットランド

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寝てしまったなのであまりいえないけど、
なんだか今ひとつ。
フォレスト・ウィテカーの演技は絶賛されてるけど、
この脚本だとアミンの魅力であり、恐怖があまり伝わらないんだよね。
主人公の医師、私たちにとってはナルニア国物語のラミナスさんだっけ
でしかないけど、彼のキャラが実際の人物のミックスらしいが、
奴が、あまりにバカで幼い。
とはいえ、自分もあそこにいてあの状況になったら、同じように
ふるまってしまうのかもしれないという不安には感じさせられるけど
なんだか誰にも感情移入できず、ありきたりの実在の人物をモチーフ
にした映画にすぎないと思ってしまったよ。
なんだかすっきりしなかったなぁ

パリ、ジュテーム

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20代前半のフランス映画大好きな時代の私だったら、飛びついてた
作品だったけど、あんまりなぁと思ってたら、友達に誘われたので
かるーい気持ちで行ってみた。しかもパリところどころとかと
違って各国の監督が参加してると聞いて、面白いかなぁなんて思って
みたら、これがなんと大当たり

ユメ十夜の10本でもびっくりだったのが、今回は18本のオムニバス。
しかもそれぞれ5分。ここに全部出すのはめんどいけど、有名な
監督ばっかりだったから、見ごたえ充分。しかしこの5分センスが
わかるよね。

カタリーナ・サンディ・モレノがそして一粒の光同様に強い瞳が
印象的だった、ウォルター・サレス作品。やっぱこの監督好きだ!
ひっさびさのブシェミの情けなさ全開のコーエン作品。
日本人だから誉めるわけでないけど、諏訪監督の作品もシンプルだけど
5分という短さにはぴったり。ジュリエット・ビノシュは嫌いなのに
今回はよかった。
いつもはあまりいい役をもらえないルーファス・シーウェルと
エミリー・モーティマー、こんな役もできるんだ。かわいい話。
そして最後のアレクサンダー・ペインの作品は忘れられない。
おばさんの最後のセリフはこの様々な人生のお話をしめくくるのに
ぴったりでちょっと泣けたよ。この彼女のセリフの重みをわからない
人はイヤだな。
他にもいい話ばっかり。嫌いだったのは1本くらい。あえていうなら
ガス・ヴァン・サントのです。

途中で見てて、こういうオムニバスだと実はみんなつながってて
みたいにしてないのは珍しい、いいなと思ってたら、最後に
そんなシーンが出現。でもそれは本当にごく一部。
あの後どうなったんだろうって思う一部の人たちのその後の
姿が見れたりして、素敵なエンディングソングと共に様々な
パリの人生模様をもう一度見せてくれる。

この短い5分で監督の改めての底力を感じたり、役者の知らない
一面を見たり、なかなか深かった。
ぜひぜひオススメの素敵な1本

さくらん

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見てもいいやくらいの映画だったけど、大好きな小栗旬がカメオで
出てるので、行ってしまった
ま、それはさておいて・・・。

監督は映像がきれいだけな作品と思われたくなかったみたいだけど
残念ながら、演出が今ひとつ。だってここでこうするだろうなって
思うことばかりなんだもん。やっぱり、振り返った、金魚鉢ひっくり
返る、次に画面で起こることがいちいち想像ついちゃう。決め
セリフのたびに、煙管をポンとかね。なんだかあまりに陳腐な演出
でした

安藤政信は本当かっこいいけど、演技力は毎度疑問なんだよね。
冒頭の土屋アンナとのセリフのかけあいは見てるこっちも辛い。
ついでにいえば、ここは台本もひどかった。
ただ安藤君は友達と言ってたんだけど、一緒に演じる人に
引っ張られるんじゃないかって、相手次第で演技にややぶれが
あるみたい。
だんだん安藤君もアンナもよくなっていったと思う。
もしかしてこっちが慣れただけなような気がするけど。

あと小栗君を見に行ってながら、カメオが多すぎるのも閉口。
気がそがれるんだよね。こういうのって単に集客力のためのフジテレビ
映画みたいだし、監督にも自信がないのかと思ってしまう。

アンナ自身は魅力的だったし、原作のイメージに近いかもだけど
なんでトップになれるほど人気があるのかはこの脚本では伝わら
なかった。

後味よく作ってあったから見終わると、見てはよかったとは
思ってしまうんだけど。

確かに美術まわりや映像、衣装などの美しさは郡を抜いてた。
私が一番気に入ったのは、生花東信という人の作品だそう。
この人のことを知ったのが、この作品の最大の功績だったりして。


松ヶ根乱射事件

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山下監督の長編を見るのはこれが初めて。
絶対はずれのないと思っている新井浩文出演作品で、公開を
かなり期待してた。

なんだか独特の空気が流れてる映画だった。
普通に思って生活しているから、ここに出てくる人たちは
みんな変なんだけど。そのへんの「ズレ」は笑えた。
そして新井浩文の狂気を秘めた目がこの映画のストーリーには
ぴったり。
ラストはなんともいえない、脱力感。本当この映画をずっと支配
してたものって、これだったんだって気づいた瞬間。
エンドロール。ちょっとあっけにとられるかもね。

木村祐一のああいう役はちょっと飽きたかなぁ?

となり町戦争

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瑛太が見たくて、行ってしまった、よこしまな私。
出たーって思わず時計見てしまったよ、始まって1時間15分
出演シーン短かった、でもかわいかった。
最後の江口洋介と別れる時の笑顔、よかったなぁ

で、本題。戦争が見えないところで起こっているというのが
このお話のおもしろいところなんだけど、小説だといいのかも
なんだけど、なんだかその設定が今ひとつ生かされていないような
気がした。
ブラックユーモアなんだよね??でもなんだかどこまで笑って
いいのか、ちょっと考えちゃう。人も結構死んでしまうし。

主役の二人はとても役に合っているのでなかなかよいキャスティング
だったと思う。
でも最高なのは、岩松了。場をかっさらってしまったもん。
最後の夕焼けのシーン、あまりにCGでシリアスなシーンだけど
これってやっぱり笑ってほしいのか、岩松了だしとか色々考えて
しまう、変な映画だった。

マリー・アントワネット

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ソフィア・コッポラの映画といえば、まず「おしゃれ」。
これにつきるでしょって感じ。
卓越した選曲センス、不思議な色彩感の映像。特に今回は
「ヴァージン・スーサイズ」と似ててとってもきれい。
私って昔、「Olieve」大好きだったよなぁと改めて思い出しちゃう。
そして話題の衣装やお菓子、見ていて全く飽きることはないし、
マリーの人生をどこまで描くのかってところにものすごく注目して
たんで、さらーっと見てしまった。
終わりもあそこでよかったと思う。あくまであのヴェルサイユ宮殿と
いう、絢爛豪華な牢獄につながれていたお話だから。

しかしソフィアの映画の主人公って、いつも同じ。
恵まれた環境に思うかもしれないけど、いつもプレッシャーを感じ
てるし、周りはバカばっかりで、誰も私の気持ちわかってくれないって
ことでしょうか?
永遠の悩めるティーンエイジャーなのでした。

この人、ずっとこんなんでいくのだろうか?
光るところがたくさんあるけど、うまくmixされていないというか・・・。

私は豪華絢爛な時より、子供と過ごすプチトリアノンのカントリー
ライフのとこ好きだわ。あのキルスティンが手を草に当てながら
歩いていくシーン、本当かわいい。キルスティンは久々にかわいく
撮ってもらってた。
まぁこんな牧歌的っぽい暮らしながら、ここでは浮気し放題なので、
笑えますが。

ジェイソン・シュワルツマンは今までの役どころから、口から先に
生まれたような理屈っぽいイメージがあったけども、口ベタなルイを
うまく演じてたと思う。彼も一緒に成長してたよ。
他のキャラたちはベルバラ愛読者の日本人にとっては、かなり物足り
ないけど、アメリカ人から見るフランス革命への思い入れとか知識
なんてこんなものなんだなと勉強にもなった。

あなたになら言える秘密のこと

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静かな映画だった。ドリームガールズと時間を空けずに見たので、
気がつくと、あっちの曲が頭の中をかけめぐる♪
最初に油田掘削所が出てくるけど、これって一体どこなんだろうって
そんなことに気をとられる。だってこんな場所ってアルマゲドンで
しか知らないっつーの

冒頭にサラ・ポーリーが入った中華料理屋でかかってた日本語の
曲、あれはなんだったんだ!あそこはそっちに気がそがれて、
字幕にも集中できないし。

前作が好きだったからすごく期待してたんだけど、前半はなんだか
集中できなかった。掘削所の仲間たちもおしゃべりなコック、ゲイの
カップル、変わり者の科学者とか意味もなく画面に出てくるアヒル。
みーんな思わせぶりだけど、なんでもなかった。だったらこんなに
濃いキャラにしなくても

ということで、主役2人の演技にかかることに・・・。
まぁティム・ロビンスは久々に結構かっこいい役で、昔、好きだった
頃を思い出したな。サラ・ポーリーも意志の強い女性はうまいから
彼女の痛いほどのかたくなさとひたむきさ、どっちも感じることが
できた。

ナレーションの女の子は誰なのか、色々と解釈できると思うけど、
重たくて悲しい秘密を共有してくれる人と共に過ごす、静かな
時間がやってきたことがなんだかじーんと心に入ってきて、
ま、いいかと思わせる。最後の映像の色、好きです。

そしてレノアール・ワトリング、好き。シェリー・ウィンタースも
素敵だったし、この監督、女優のキャスティングセンスは
やっぱよろしいです。

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プロフィール

yucom

Author:yucom
映画にまつわりそうなことなら
なんにでもクビ突っ込み、
情報を追い続ける生活して、
もう一体何年?
しかしサブカルって言葉も
80'S全開すぎ?
でも、もっと精進して、
ますますよくわからない人
目指します♪


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