★.。.:*これでいいのかっ!三十路半ばでサブカル道★.。.:*

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パイレーツ・ロック

pirates.jpg

だいぶ前にみたんで、この映画、ずいぶん忘れてしまった

前半のぶっ飛んだ展開から後半はかなりハートフルな方向に
行ったなーって感じ。少し恥ずかしくなったくらい。
でもこれだけやさしい映画も、まぁ、いいか。

私は音楽は結構詳しいほうだとは思うけど、この映画と
音楽について語れる人は、ごまんといるので、今回はなし。

これだけ登場人物がいると、覚えるのもたいへん。
でもやっぱり無口で女にモテモテの役の彼が素敵。
それから主人公のお母さん役、すごいいい女を期待してたら、
エマ・トンプソンじゃん。超がっかり。ずっとサングラスで
隠してたけどわかるって。あれくらいの女優さんって他に
いないのかな。資本提供受ける意味で、彼女くらいの知名度の
ある人って必要だと思うけど、イギリスであの年代の
女優が他に思いつかない。

あととってもひどいことをする新婦役の彼女、どっかで
ずっと見たことあると思って気になってたら、
「アメパイ3」でスティフラーの彼女役の子じゃん。
「ラブ・アクチュアリー」にも出てたのね、そのときは
気づかなかった。監督のお気に入りなのね。

エンディングロールのラジオのデザインよかったな。
最後の最後まで、映像が続いて、楽しませてくれる。
内容のわりには、なんだか幸せな、気分にさせてくれる
不思議な時間だった。
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母なる証明

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今年は、我ながら韓国映画に力を入れている。
でもこれは相当に楽しみにしていた1本。なにせポン・ジュノ監督。
去年のオムニバス映画の「Tokyo!」はかなり退屈で寝てしまった
んだけど・・・・。私が今でも相当高い評価をしている「殺人の
追憶」にテイストが似ている。
ただあの映画も見終わった瞬間、うーん、こんなもんかと、当時は
思ったんだけど、じわじわと頭の中を侵食し、5年以上たつけど、
まだいろんなシーンが頭の中に残っている。

で、この映画。まさにこんな感じだ。ぽかーんとしたまま終わって
そしてなんとなくこの映画に支配されている。
しかし、すじに触れることなく、この映画の感想を書くのは難しい。

私は母親になったこともないから、この主人公の気持ちや行動は
理解に苦しむことも多い。また韓国は家族愛が強く、情に厚い人柄。
母親の子供への愛情と執着は日本人の我々では理解できない
のかもしれない。

でも特にこの母親は、やや愚かな母親だろう。父親の存在には
全く言及がないが、親が自分だけであること、子供に知的障害が
あること、これらの現実が彼女を心中未遂まで追い込んだり、
子供の独立心を育成させない。

彼女がただ子供に「バカ」という言葉に怒りをもつことだけ
覚えさせ、その後に何をしたらいいか、どうすればいいのかを
一緒に考えなかったことが、最悪の結果をもたらした。

それでも彼女は自分の過ちに気づかない。そして最後に
本当は自分の知らない真実がわかる。自分の主観、見方でしか
見ていなかった子供の姿はそれはひとつの側面であるしか
ないこと。彼女はもうああするしかない。それがラストシーン
かな。

とはいえ、様々な解釈ができる終わり方だと思う。

ウォン・ビンは一生懸命やっておりました。
彼は拘置所のあるシーンとラストシーン、よかった
です。お母さん役がうまいのはもちろんのこと。
でも一番印象に残ったのは、友人役のチン・グだ。
彼の真意は本当にわからない。
ちょっと前にキネマ旬報を立ち読みしたけど、彼自身も
キャラの本当の姿がわからないらしく、演技に相当迷いが
あったらしい。私も彼の行動ではいくつか、いまだによく
わからない。でも人間って案外こんなもんなのかも。
親友でも案外平気で裏切ったり、また仲良くなったり。
このキャラだけでも、1本話が作れそうだ。
被害者の女の子もよかった。

そして韓国のこれ、どこでロケしたんだろう?
暗くて怖い街だった。起伏も激しいし。ソウルでも
結構暗いと思うからな。
母親が夜の雨の中、高台から街を見わたすところは
必見だ。あの明かりの中に、犯人は息をひそめている。
恐ろしくて美しい場面だ。

本当、なんかまだ頭にひっかかる。
でも何度見ても、わからないことは残りそう。
殺人場面や障害者、売春、などデリケートなことも
多いけど、人間の根っこにある欲、悪、そして善について
新たに考えさせられる。
私たちが目をそむけがちなことを突きつけ、考える
ことを要求してくる、この映画、やっぱ監督はすごい。

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

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友達に誘われて、試写会にて鑑賞。
毎日仕事で疲れてるんで、自分にとってダメージが大きいか、
どうなのか、ちょっと心配な気持ちでスタート。

そもそもこの原作が話題になったことも、全く知らず、映画公開が
発表されて、初めて存在を知った。「ブラック会社」の意味も、
違法なことをやっている会社だと勘違いしてて、意味を映画の
中で知る始末。ブラック会社って残業がやたら多いとか、離職率が
高いとか、6つくらい定義があって、それを紹介している「R-25」の
記事が出てくるけど、そういえば、読んだことあるような。

2chの映像化ということで、「電車男」のときのように、掲示板の
発言をどうやるのかなと思ったら、文字だけ。ま、確かにそうしないと
主人公の話に集中できないし、2時間以内にもおさまらないので
正解でしょう。むしろ掲示板には事後報告というような形だったので、
ふつーに主人公に起こった話が進んでいく。

異常に個の強いキャラ、常識では考えられないできごと、
ほとんどが会社で起こる狭い限定された世界。強烈な
人物やできごとに笑わされ、最後は感動させる作りって
これ、まんま監督の前作「キサラギ」と同じ流れだって。
エンディングロールの使い方もほぼ一緒だったもんね。

今回は主人公がひとりなので、成長物語に重きは
いってるけども。

個人的には三国志とワキガネタがツボでした。
田村誠一のキャラがなかなか最後までわからないのが、
ストーリーを追っていく助けになった。

この映画を見る少し前に、今一番、若者の母親役がうまい
のは、朝加真由美だと何かで見たけど、ここでも印象的
な母親でした。

ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~

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今年のモントリオール国際映画祭で監督賞受賞作品。
映画祭に行ったとき、公式パンフレットでは「ディアドクター」を押さえて
写真がのってたので、あれっと思ったんだけど、まさか受賞するとは
思わなかった。だって全然モントリオール行くまで知らなかったし。

さてさてこれはまず外国人が好きそうだなとは思った。松たか子
演じる妻は外国人がまさに連想する美人で夫を支え、聡明で、
働き者でってまさに日本の妻で母。確かに彼女あってこその
映画だったんで、本当、彼女はよかった。「K-21」のお嬢様役より、
ずっと魅力的。生粋のお嬢様なのに。
彼女は今まで見たどの作品よりすばらしかった。

他の役者陣も全体的にいい演技。男性3人は一番本人が十八番と
するような役柄だったんで、見ていて安心。
広末もなかなか。広末と松の一瞬の共演シーン。ここはよかった。
広末の私は勝ったのよって表情だけど、これが独身女の悲しいところ。
どんなにいきがっても、この妻の懐の深さと二人の愛にはかなわない。
でもそれに気づいてないのが、まだ幸せか。

それぞれの視点で見ると、またおもしろい。

個人的に中野はなじみのある町なので、戦後の駅近の雰囲気と
中央線がなかなかおもしろかった。
武蔵小金井から三鷹で毎日歩いて帰ってた、妻夫木くんの苦労は
外国人にはわかんないよな。

冬物語

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最近は月に1本しか映画を見てない。っていうかなんでこんなに
見たいのやってないんだろう。とりあえず見るべき映画を
探しまくってたら、早稲田松竹でエリック・ロメール特集
やってるのを発見。
今年の1月にこの映画にも出てくる、シェイクスピアの「冬物語」の舞台
http://dencom.blog53.fc2.com/blog-date-200902.html
を見てから、この映画を見たくてどうしようもなかった。
で、そのとき調べたら、権利の関係でもう劇場公開されないみたい
なことを見つけたんでがっかりきてたのよね。
2日後が最終日だったんで午後休んで行って参りました。


なつかしー!!意外に覚えてる。コレ今は亡き六本木シネヴィヴァンで
見たんだっけとか思いながら、映画の世界へ。
そうそう、主人公のフェリシーがこれまた共感できない女なんだ。
あんなかわいい子供を置いて、2人の男の家にお泊り。ま、お母さんも
肝要なので、さすが、恋愛の国と思いましたが・・・・。

フェリシーはおバカさんなだけど、芯は強いんだよね。いいように人を
ふりまわしてるのに、あまりそれは気にしてない。
だけど彼女はまったく自分を飾らないところが、うらやましくもある。

しかし本当よくしゃべる映画だよな。タランティーノが影響を受けたと
言ってるけど、後に私が彼の映画にほれこんだのは、やっぱり
ロメールが好きだからだよなと思った。だって映画の進行に関係
ないことばっかりなんだもん。
今回はすごい興味深かった、舞台の感想とかね。

あの幸せなハッピーエンドをまた見たかったから、最後はじーんと
きた。ラストシーンの微妙なあっけなさは今回も印象的。
エリーズちゃん、本当かわいい。IMDBを調べたら、これだけで
役者はやってないのね。

DVD、バラ売りしてくれないかな。

私が一番最初にこった監督がエリック・ロメール。約20年ぶりに
見たけど、まさに原点回帰な時間でした。
今度は彼にはまった「友だちの恋人」が久々に見たいなぁ。

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プロフィール

yucom

Author:yucom
映画にまつわりそうなことなら
なんにでもクビ突っ込み、
情報を追い続ける生活して、
もう一体何年?
しかしサブカルって言葉も
80'S全開すぎ?
でも、もっと精進して、
ますますよくわからない人
目指します♪


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